桂川回想録

長いシーズンがやっと終わったという感じだ。
なんせ10月初旬の北陸クロス開幕戦から出てたもんだから今シーズンは長く感じた。
退屈な冬場を毎週エキサイティングなレースを楽しみながら過ごせるシクロクロスの存在は今や自分の競技キャリアの中では大きい。


終戦桂川、なんとしてもシングルでフィニッシュして終えたかった。
結構走れた堺から2週間、そこそこ乗りこめていたしコンディショニングはいい感じでできてた。


前回11位だったんでギリギリシード入り?な感じ。周りからも「シード選手になってるみたいやで」と言われてたけど、スペアバイクがあることだし念のために場所取りしておいた。シードなら二馬力隊長に譲ればいっかぁっと。

スタートコール、ギリギリ呼ばれなかった。70人以上がエントリーしてたから場所取りしてなかったらスタート前で終わってた…

最前列ならロケットスタート決めたろって思ってたけど二列目なんで周りに合わせたペースでスタート。
完全ドライ、すごい砂埃で前が見えない…

ハイスピードレースでとにかく踏んで踏んで踏んで
今日はバイクラ編集部の山口さんが同じクラスで走ってる。クロス1年目の人にゃ負けられない!テクニカルセクションでは負けないけどストレートでおいてかれる…なんせ彼は乗鞍1時間2分台、地足がある!ちょっとでも詰めれるように、視界にとどめながら集中力を保った


後半3人くらいで9〜10位争い。ギリギリの勝負。ちょっと油断すると抜かれるし、逆に先行者がちょっとでもインコースをあけると思い切って突っ込んで抜く、の繰り返し。

Photo & Movie by Mitsuhashi san
やっぱレースって楽しい!
でもギリギリの状態であまりにもヒートアップしすぎてピット出口から出てきたM2の選手に思わず「どけ――!!!」って怒鳴ってしまった…そこがピット出口ってのに気付かずに何かトラブルがあってバイクを押してコースを横断しようとしてるんかと勘違いしてしまった。たぶんドリンキングのマスタークラスの方だったかと。ほんとに申し訳ありませんでした…

Photo by Oda san@Sugino
結局一桁ならず…残念
一桁前半を走る選手とはトップスピードがちょっと追いつかない、そんな根本的な力の差を感じた。
来シーズンまで8ヶ月もある。筋トレしまくって来シーズンはトップ争いしたい!!頑張るぞ〜!!