MTB Jシリーズ白馬さのさか

エキスパートクラス 35位

敗因
スタートの位置取り
泥の読み間違い


ロングクライムが名物だった旧コースからスノーハープに今年から会場が変わり、平坦基調で標高差は少ないが4つの急勾配の坂と白馬らしい林間のシングルトラックで構成された4.8キロのコース。土曜からずっと雨でドロドロ。新コースなだけに路面が柔らかく泥が深くて進まない。ジープロードであっても試走の時にできた?1本の轍しかレコードラインがない状況…。


スターティングは42番目で今シーズン一番マシな位置。スタート地点のコース幅は広く登りまでの位置取り合戦はしやすい、はずだったけどコースの右半分は舗装で左半分はグランドで土。雨で左半分はマッドコンディション。そこに並ぶのだけは避けたかったのに順番的にそこになってしまった…。この時点で嫌な予感。


しかも今回主催者側の手違いか怠慢かは定かではないが、前日のミーティングでは10時45分にスタート時間変更と発表されたがコミュニケの書面では11時のままだったらしくそれを知らずにぎりぎりに並ぶ羽目になった選手たちから『コミュニケを守れ!』抗議の声が。そして全員が並んでない中スタート。

(信州ふぉとふぉと館より勝手に拝借…)

案の定、舗装側の選手たちのほうがグングンスピードが伸びていく。運が悪いというかその不公平感に気持ちが萎えかけた…

これが第1の敗因の『スタートの位置取り』


グランドを抜けた後の最初の坂はほぼ田んぼ状態でレコードラインは1,2本。そこに100名以上の選手がひしめきながら登っていくのだからラインがどうのこうのいってられない。今日はとにかく『前へ行こう』っていう気持ちが強く前の選手に詰まったらラインを変えて抜こうとするんだが、レコードライン以外は泥が深くて進まない。そのあとのジープロードでも同じ。『もっとスピードのせてってよ…』前を行くトレインにつまる度にラインを変えて抜きに行くがすべて泥につかまり失速・失敗。無駄足を随分使ってしまった。そんなことを繰り返してたら2周目観客から62位って言われた。今回10位台を目指してただけにショック…へこんだ。

これが第2の敗因の『泥の読み間違い』


でもへこんでサイクリングモードで走る気はさらさらなかったのでとにかく前を追う。ラインも試行錯誤でベストを探る。


今回のコース、シングルと登りの間に平坦または下り基調のジープロードがあってここもまた泥が深くレコードラインが1本しかない状況。しかしなんでだろう? この40〜50位台の人たちはレコードラインに乗っているにもかかわらず明らかに流しの走りをしている。ここで休憩しているの?? 差のつきにくい短い登りでがんばるのもいいけど、この区間を死ぬ気でもがいてスピードをのせたほうが遥かに楽にタイムを縮めれるのに…。流し気味な前走者に詰まるたびに抜くに抜けずイライラ…早く行ってくれ!!

登りと平坦路でとにかく差を詰めていく。今回も全日本に引き続きフロント44/32TのWギヤ、リア12-36Tという2x9のXCスペシャルギヤ。4本目の登りではギリギリ乗っていけるかいけないか…なハイギヤレシオ。このポジションでインナー22Tを外してるひとなんていないだろうなぁ。
正直このギヤはつらい!でも結果的に前へ前へ行けてるからもっとこれを使いこなせるように鍛えていく方が前向きかもと自分を励ましつつ…

とにかく抜いて抜いて、、エキパな人たちは抜かれたらあきらめが早いのかついて来ない。結構気が楽。全日本の時は抜いても抜いてもしぶとくついてくるから大変やったけど。

てな感じで35位で終わりました。完敗でした。同じようなところからスタートしたコースケさんが6位に入ってたから余計敗北感は強かったです。練習への貪欲さ、意識の差も大きいです。でもどんな状況であれば、どんな順位であれ、レースは楽しかった!ギリギリの状態で競いあうのってホント楽しい〜
まだJシリーズも10月まで数戦あるからやれるだけ頑張りま〜す!!


Photo by Nakao san, Thanks!!!
(http://www.cyclowired.jp/?q=node/13500)

【今回のバイク】
フレーム:FXKT4N 3AL2.5Vチタン 3Dオプティマムバテッド(去年モデル)
サス:SR SUNTOUR AXON 100mmトラベル 電子式ロックアウト
 ※5周目水没して操作不能になりましたがその後復活しました…
コンポ:XTR
タイヤ:IRC STINGO XC チューブレス 26x1.90 空気圧1.6キロ


しかしこいつは白に戻るんだろうか…白レーパンをはいて改めて全日本チャンプの苦労を知るw

今回は長文でスイマセン。だいぶん溜まってたもんで…