MTB復活論―イベント編

MTB全盛期の90年代前半から乗ってる自分としてはこの衰退ぶりには寂しくってしょうがない。
特に一般レースがひどいようでこの箱館山での登録レースのJはぼちぼち、一般クラスは悲惨な状況だったようで…。
箱館の会場でも衰退ぶりに関する話を何人かと交わした。
あくまで主観だけどこう分析してみました。

【衰退要因】
MTBブーム終焉とロードブーム到来
・景気低迷と市町村合併で地方イベントが激減
 あと手間がかかる割に地域にお金が落ちないことに地域が気づいてしまった…
MTB過渡期に個人XC競技からエンデューロにブームが移行した時に裾野を広げるためにビギナー向けの単調コースが増え玄人ライダーが飽きだした。そんでもってビギナーを引き連れてくる役割の玄人ライダーが離れたせいでビギナーの参加も激減したのではないか?

MTBイベントの今】
・一般レースでは唯一王滝が成功事例
・北米でも同じ現象が起きていてNORBAを始めとする登録レースは競技人口は減らずとも低調。しかし60キロとか100マイル走るチャレンジ系が好調

【そこから見える今後のMTBイベント復活への要素】
ずばりMTB本来の魅力を見直そう〜!!
1.非日常的なアドベンチャー体験ができる
2.操る楽しさ
ズバリこれでしょう〜

カナダでも67kmでシングルトラック率の高いTEST OF METALというワンディのエピックレースは募集開始1時間以内にソールドアウトするという人気ぶり。
また昨年参加した7日間かけてビクトリアからウィスラーまで500キロ走るBC BIKE RACEも北米中からあらゆるレベルのライダーが集まり速い段階でソールドアウトしちゃうらしいし、やっぱテクニカル&アドベンチャー=MTBなんです!

日本でも今はロードバイクブームだけど、それはそれでスポーツバイクを嗜む人口が増えてるってことだから先は明るい。あとは仕掛けづくりだけ。一個人レベルではどうしていいのかわからないけどなんかできんかなぁと思う日々が数年。なんかしたいなぁ〜