実業団ロード・丸岡

に昨日からいってきた。
Pチームとして新婚旅行帰りの1名を除く6名の参加。チームらしくなってきたなぁ。

今日は4時半に起きお風呂に入ってカラダをほぐし、5時半に宿を出て7時過ぎからレース。
BR-3は275名くらいと多い。ただでさえ毎年落車だらけで悪名高い丸岡。スタート&ゴール付近が異様に狭くとにかく落車に巻き込まれないように、それだけを考えてスタートした。

大集団。そんなに速くない。ところてんのように狭い道路に押し出され続ける。そのまま大集団の中で…と思っていたら一周目の登りで千切れてしまった。足が重く、そして持病というべきか右足小指にあるおできが悪さして変なとこに力が入って右脹脛がはってきてた。伊吹の時もそうだった。

そこから10名ばかしのちぎれ小集団で走ることになった。下り切った後の平坦路。時速50キロ前後のペース。少し前に大集団が見える。『追いつけるのでは?』と一瞬思ったけど、2周目に入ってからこの集団はネガティブ集団と化しペースが落ちた。挙句の果てにおしゃべりするのも出てきた。『真剣に走れよ…』ひとりで前出てペース上げても大集団は見えないし、完走点しか取れないから無駄か…。適度にローテーションしながら走れてるから流れを大切にしてロード練習を楽しむことにしよう。

2周目の登り。右足脹脛がぴくぴくし始めた。やばい…。だましだまし走る。
下りきったあとの平坦路。上りは引けないが平地はホイールがよく走るんで先頭交代に交る。そしたら両足が攣った…。でもペースは落とせないのでそのままぺダリングを続ける。千切れ集団といえどいいペース。『逃げ集団』と思えば楽しい。あっという間にゴール。もともと結果を求めてなかったので結構楽しめた。落車に会わんでよかったぁ。

と思ってたらBR-2?で事故があったらしい。『心肺停止』という言葉だけが会場内を飛び交う。その時点でレースは中止。BR-1は途中で終了。一般クラスは中止となった。平地区間での単独落車とか聞いた。一般クラスならまだしも実業団クラスでの事故。

いつも自分は『命がけのスポーツを趣味にしてる』と緊張感を持って走っているつもりだ。特にロードレースは時速50キロ前後のハイスピードなうえに、頭部はヘルメットで保護されているもののカラダは布切れ一枚の裸にちかい無防備な格好だ。だから硬いアスファルトと喧嘩したらどうなるか想像は容易だ。今回改めてそれを実感する。

そもそも去年も大落車が多発したというこの大会。前年参加者に聞くとコースレイアウトは変わっていないという。なんで?? ゴール付近も狭い上に縁石むき出しでたまたま大きな事故が起きていないだけ。こんなスポーツだから絶対安全はない。各々が緊張感を持ってないといけない。だけど危険な要素が多すぎる。選手は与えられた状況でレースするしかない。コースレイアウトが変わってないというのは昨年の落車多発は選手個人の問題ととらえられてたのか?? 企業が品質問題を起こしたら今後同じことが起きないように再発防止対策を検討実施したり監査が厳しくなったりするもんだ。たぶんこの世界にはそういったのがないんだろうなぁ。今後こんな悲劇が起きないことを祈るばかり。事故にあった方のご冥福をお祈りします。

後味悪く終わったこのレース。4時には帰宅できたので気を取り直してMTBで矢田走りに行った。
夕方トレイル走るのは楽しい。けどシングルトラックの下りで調子に乗って飛ばしてたら左手がグリップから離れてしまってぶっこけた。緊張感がゆるんだ瞬間は危険だ。